そもそもアングルとは
アルミアングルとは、断面がL字型の型材です。2つのフランジ(辺)が直角に交わった形状で、補強・見切り・固定金具など幅広い用途に使われます。
その中で、2辺の幅が「同じもの」を等辺アングル、「異なるもの」を不等辺アングルと呼びます。どちらを選ぶかは用途次第ですが、「なんとなく使ってきた」という方も多いのではないでしょうか。この記事で判断基準を整理します。
等辺アングルの特徴と用途
等辺アングルは、2辺の幅が同じアングルです。「30×30」「40×40」「50×50」といった表記になります。
主な特徴
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左右対称のため、取り付け方向を選ばない
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汎用性が高く、サイズ・カラーの在庫が豊富
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見た目が均整で、仕上がりがすっきりする
よく使われる場面
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フレームや架台の角部補強
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棚受け・手すりのブラケット
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固定面と見せ面の条件が同じ箇所
不等辺アングルの特徴と用途
不等辺アングルは、2辺の幅が異なります。「40×20」「50×30」「60×40」のように、一方が長く、もう一方が短い形状です。
主な特徴
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固定側と仕上げ側で必要な幅を別々に設定できる
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スペースに制約がある箇所でも納まりやすい
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等辺では対応しにくい特殊な取り合いに有効
よく使われる場面
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広い辺でビス固定、狭い辺で見切り・覆いとして使う
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取り付け先の幅と出幅を独立してコントロールしたい部位
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クリアランスを確保しながら固定面を広くとりたい箇所
現場での使い分け:3つのポイント
1. 「固定面」と「見せ面」で幅が違うか確認する
最もシンプルな判断基準です。両面が同じ条件なら等辺、片方だけ幅が必要なら不等辺を選びます。
2. 取り付け先の寸法から逆算する
下地の幅や既存の開口寸法に合わせてビスピッチを確保したい場合、等辺では幅が足りない・広すぎるケースがあります。不等辺を使うことで、固定する辺だけ幅を確保できます。
3. 在庫・コストも判断材料に入れる
等辺アングルは流通量が多く、サイズとカラーの選択肢が豊富です。特殊なサイズや色が必要な場合は不等辺のほうが選択肢が限られることもあります。「等辺で納まるならそちらで」という判断は、コスト・納期の面でも合理的です。
まとめ
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等辺アングル |
不等辺アングル |
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|---|---|---|
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2辺の幅 |
同じ |
異なる |
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主な用途 |
補強・汎用 |
固定面と仕上げ面の幅を分けたい箇所 |
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在庫・コスト |
豊富・安定 |
サイズにより要確認 |
迷ったときは「まず等辺から検討し、納まりに問題があれば不等辺を選ぶ」という順序がスムーズです。
BeeCONECTでは等辺・不等辺ともに、シルバー・ブロンズ・ブラックなど複数カラーを取り揃えています。サイズ選定に迷う場合はお気軽にお問い合わせください。